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「イオンがあるまちに住みたい」と思っていただけるよう、
事業改革をすすめます

イオン北海道株式会社 代表取締役 社長青柳 英樹
イオン北海道株式会社
代表取締役社長
青栁 英樹

平素より当社店舗のご愛顧ならびに事業へのご支援、誠にありがとうございます。

当社は、大型ショッピングセンターをはじめ、総合スーパー、食品スーパー、食品ディスカウントストア、小型スーパー、インターネットショップまで、北海道のお客さまのさまざまなニーズにお応えする多様な店舗網と魅力的な商品・サービスで、お客さまの「健康」で「楽しい」、豊かな毎日の暮らしのお手伝いに努めています。

北海道では社会経済活動が活発化し、景気回復の傾向が続いています。一方で、物価高によるお客さまの生活防衛意識は依然高く、消費の二極化が鮮明になっています。また、全国より早い少子高齢化と人口減少による市場の縮小や働き手の不足など、当社事業への影響が大きい本質的な地域課題も深刻さを増しています。

そのような事業環境の中で、当社は中期経営計画にて事業の核である商品と店舗の価値を高めるとともに、それを支える強固な事業基盤づくりに注力しています。商品においては、特に独自商品の品揃えを拡充し、お客さまから高い支持をいただいています。イオングループのプライベートブランドであるトップバリュは、スケールメリットを最大限に追求することで、幅広い品揃えと高品質、バリュー価格を実現。また、北海道オリジナル商品は、道内産地との密接な連携による鮮度に拘った生鮮品や、地域の嗜好を追求、開発したデリカやベーカリー商品など、更なる進化を図っています。店舗においては、レジのセルフ化や電子棚札の導入、スマホ決済機能を持つiAEONアプリの機能拡大など、お客さまの利便性の向上とともに、業務効率化による働き手不足への対応をすすめています。また、プラスチック資材の環境配慮型への切替えや、食品廃棄物の削減などの環境・社会貢献活動や、従業員を最大の資産として一人ひとりが能力を発揮し、やりがいをもって働ける人事・教育制度の整備など、中長期での成長に向けた取り組みを確実にすすめています。

当社は本年10月1日、株式会社西友から北海道地域の総合スーパー9店舗を承継しました。永く地域で愛されてきた店舗とそれを支えてきた従業員の皆さんと、これからも地域とともに成長するサステナブル経営を実践し、お客さまに「イオンがあるまちに住みたい」と思っていただけるよう事業改革をすすめていきます。引き続き変わらぬご理解とご支援をお願い申し上げます。

代表取締役社長 青栁 英樹