学生時代に小売業でアルバイト経験があり、お客さまと接しながら、日々少しずつ変化することに対応していく難しさとともにやりがいを感じ、興味を持ったのが入社のきっかけです。2023年にイオン札幌琴似店の店長となり、お客さまが快適にお買物でき、従業員が安心して長く働きやすい環境をつくれるよう、店舗運営とリスクマネジメントに取り組んでいます。店長を目指したのは、店舗で衣料の主任になったときに、将来、課長・店長と進むのか、衣料バイヤーとして進むのか、私の中で二択があり、自分としてはやはり店舗にいて、お客さまや従業員などたくさんの人と関わり続けながら仕事がしたいと思ったからです。イオンビジネススクールのGMS店長コースを修了できたのも大きな自信となり、背中を押してくれたと思います。
店舗においては、限られた人員の中でどう効率的に働いてもらい、どう現状を改善していくのかが課題です。長く働いている方も多くいるので、その動機付けや伝え方が難しいと感じます。できるだけ従業員みんなとコミュニケーションをとり、意見や経験などを聞き取りしながら、やれることとやれないこと、最低限やってほしいことなどを伝えて、ちょっとずつでも始めてもらうようにしています。自分で作業していたときよりは達成感は得られにくいですが、みんなと関わりながら「今日一つできた」と感じられることが増え、少しずつ良くなっていくのが見えるのが嬉しいですね。店長は、責任を持って最終的に決断する役割を担っていますので、早く決断し、その決断をコロコロ変えないことを心がけています。
イオン北海道では女性店長も増えていて、「困ったことがあったら聞いてね」と言ってくださる方がたくさんいるので、とても心強い存在です。私も店長として従業員に頼られる存在になることが目標です。小売業は、「幸せ産業」だと思っています。お店に好きなものを探しに来たり、必要なものを買えたりできたときは満足感がありますし、不安なくゆっくりお買物ができるのはとても幸せなことだと思います。そのお手伝いを通して、地域のお客さまのインフラとして働けることを誇りに感じますし、今のお店をさらに発展させ続けられるよう日々の業務に努めていきたいと思います。
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