



イオン北海道を志望した理由は、就くなら小売業がいいなと思っていたから。入社後、6年ほどは売場を、そのあと約4年近く営業を担当しました。約10年間で接客から店舗運営までを経験したのち、本社へ。売場演出、クレジットカードやWAONの導入業務、ネットスーパー立ち上げなどに関わりました。そんな折、イオンホールディングスへの出向の公募があり、自ら希望しました。希望した理由は、これまでとは違う仕事をしてみたかったから。部長推薦もいただくことができ、そこから約3年間、千葉へ出向することになりました。
出向後、まずは、イオングループ全体のeコマース戦略を考える「eコマース事業プロジェクトチーム」に所属しました。全国各地から公募で集まったメンバーなので、考えも多様で刺激を受けましたね。その後、ネットスーパー企画チームなどにも所属しました。新しいことを「できない」と切り捨てるのではなく、「どうすればできるか」と考える人たちに囲まれて、大きく視野が広がった3年間でした。
出向から戻った現在は、イオン北海道におけるデジタル導入業務全般に携わっています。暮らしの中にも、日常の業務の中にも、「不便」はまだまだあります。それらをテクノロジーで解決していくのが私の仕事です。IT技術によるレジシステムの効率化から、お客さま一人一人の暮らしのサイクルに合わせた商品情報提供、配送システム構築まで、関わる分野はかなり広いです。各部門や現場で何が起きているのかをしっかり把握する必要があるので、常に「ネタ」を探して社内を巡り、皆さんと意見を交わすようにしています。お客様の消費行動は一昔前と大きく変わりましたので、そうした変化も敏感に捉え、次の価値を提案し続けていきたいと思います。
ある日のスケジュール