食べてくれたみんなが
笑顔になれるものをつくる

士別市　こだわり野菜畑おがた農園
尾形　隆一さん　隆さん

笑顔になれるものをつくる

こだわり野菜畑のおがた農園のコンセプトは「安心で、食べてくれたみんなが笑顔になれるものをつくる」。

美味しいものを食べたときにみんな笑顔になる、買って食べてくれる人に、笑顔になって美味しいねと言ってもらえるものをつくりたいと、尾形さんは話してくれた。

こだわりの土づくり

尾形さんのこだわりの一つは、土づくりにある。有機物をたくさん土に入れることで、多少の干ばつでも硬くなりにくい柔らかいアスパラガスになるという。

寒暖の差がつくりだす甘み

こだわり野菜畑のおがた農園は、北海道でも特に寒さが厳しい名寄盆地に位置する。
夏は30度を超え、冬はマイナス20度を超すこともあるという気候は、１日の中でも昼夜で気温が大きく変動し、その寒暖差が甘みの強いアスパラガスを育てる。
マイナス10度後半も頻繁にある寒い冬は雪も多く、春には雪解け水をたっぷり吸ったみずみずしいアスパラガスが採れるという。

一本一本丁寧に

こだわり野菜のおがた農園では、収穫・選別・出荷を全て自身の圃場で行っている。採れたてを早くお届けするために、朝早い時間に収穫し、その日の出荷に間に合うように選別している。

なるべく傷をつけないように、一本一本丁寧に収穫されたアスパラガスが、北海道士別市から全国へ届けられている。

尾形さんは、アスパラガス生産農家の中では珍しく、グリーン・ホワイト・パープルの3種類のアスパラガスを生産している。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスは、柔らかくて収穫量も多い「ガリバー」、パープルアスパラガスは他2種に比べても甘みが強い「パープルタワー」という品種を育てているという。

同じ品種でも、ホワイトアスパラガスは太陽の光を遮断したハウスの中で育てることで色が白く育ち、パープルアスパラガスは、茹でることで色が緑色に変化するという特徴がある。